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むし歯菌と歯周病菌では、性質もあばれる場所も全く違います。 おのずと除去方法も使い分ける必要があります。

むし歯菌と歯周病菌では、性質もあばれる場所も全く違います。

おのずと、除去方法も使い分ける必要があります。

こんにちは、院長の小野です。

まずは、そもそもどんなものでしょう?

順に解説していきます。

プラークとは?

ゆるやかに繋がった細菌の集団で、バイオフィルムほどしつっこさはありませんが、歯と歯茎のあいだにできた歯周ポケットなどに溜まりやすいです。

軽石状で穴ぼこだらけの歯石にこれが入り込むと歯ブラシでは除去できず、歯周病菌が炎症を引き起こす原因に。

歯科医院で専門の歯科衛生士さんに歯石ごときれいに除去してもらいましょう。

歯周病菌とは?

歯の健康に大きな被害をもたらすのが、歯周ポケットの中に潜む歯周病菌です。

歯周病菌が出す毒素が、歯茎や歯、支える骨に炎症を引き起こし、「歯周病」を引き起こします。

一晩で約1000倍に増殖するので、日々の除去は必須。

空気が苦手で、奥へ奥へと隠れて行くため、除去はなかなか厄介です。

バイオフィルムとは?

細菌が作る多糖体の丈夫な細菌の膜で、配水管のヌメヌメの仲間です。

歯にベタベタとくっつきます。

殺菌剤が浸透しにくいので、バイオフィルムの中はむし歯菌をはじめとする細菌にとっては楽園です。

熟成して強固にくっつくには3~4日はかかるので、歯ブラシで毎日こすって取り除きましょう。

むし歯菌とは?

歯面にくっついたバイオフィルムの丈夫な膜をシェルターとして、なかに立てこもってヌクヌクと繁殖します。

砂糖が大好物で、盛んに甘い物を食べてじゃんじゃんと酸を排出するため、バイオフィルムの中は酸で一杯に。

この酸が歯を溶かして「むし歯」が出来ます。

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