歯磨き粉選びのテクニック その1
こんにちは、院長の小野です。
毎日使う歯磨き剤のチョイスは、お口の健康にとても大切ですが、市場にはさまざまな種類の歯磨き剤があり、どれを選べば良いか迷ってしまう方は多いでしょう。
歯磨き剤は本来、歯磨きの清掃効果を高めるためのもの。
歯磨き剤の「汚れを落とす力」=清掃力は、清掃剤として配合されている「研磨剤」で決まります。
研磨効果は、強ければいいとか弱くてもいいとかではありません。
ご自分のお口の状況を知って、目的に合った物を選ぶのがポイントです。
そんなあなたに、お口にピッタリと合った歯磨き剤を選ぶヒントをお伝えします。
昨今、歯磨き剤選びがとても難しくなってきています。
同じブランドでも何種類かたくさんあり、手に取って見比べてみないと、違いが分からないことがあります。
まず、細かい成分に目を向ける前に、歯磨き剤のタイプを見てみましょう。歯磨き剤には大きく分けて、二大疾患別に「むし歯予防」「歯周病予防」、汚れの種別別に「プラーク除去」や「着色除去」、「ヤニ取り用」、その他のケアの対象別に「歯茎(歯肉)」や「歯根面」、さらには目的別として、「ホワイトニング」や、「美白」、「知覚過敏」などがあります。
商品のパッケージや、特徴をしめす言葉から、主に何を得意とするタイプの商品なのか、参考にするとよいでしょう。