しっかり咬めるお口の維持をして、素敵な唾液ライフを!
こんにちは、院長の小野です。
唾液をたくさん出すには、よく咬むことが大切です。
また、消化を助け、腸の免疫力を高めて唾液の質を上げるためにも、よく咬むことが重要です。
よく咬むために大切なことといえば、咬めるお口が維持されていることです。
咬み合わせが悪ければ、それだけ咀嚼機能率は下がります。
そして咬めるお口を維持するプロフェッショナルと言えば、歯医者さんです。
むし歯や歯周病があってはしっかりと咬めませんので、治療してもらいましょう。
歯が抜けてしまったのであれば、入れ歯やブリッジやインプラントなどで咬めるお口を再構築してもらいましょう。
治療が済んだあとも定期的に歯科医院に通って、異常がないかチェックしてもらうことも大切です。
唾液の量と質をコントロールしてお口の病気を予防していくと言うのをこれからも意識してみてください。
唾液はからだのバイオマーカーです。
唾液はからだの状態の指標(バイオマーカー)として活用されています。
例えば
喫煙状況
ニコチン(ニコチンの代謝産物)が血液中から唾液中に移行するので、唾液を調べれば喫煙の有無が分かります。
麻薬や覚せい剤の使用
違法薬物も唾液中に移行します。
ウイルス感染
血液中にあるウイルスの中には、唾液から検出されるものもあります。(HIVなど)
ストレス
唾液中のコルチゾールはストレスのマーカーになります。
がん
前立腺がんの腫瘍マーカーとして唾液の役割も今研究されています。