チョットした一工夫、唾液の量を増やす方法!
こんにちは、院長の小野です。
唾液が十分に働くには、唾液の量が重要です。
毎日の生活でできる、唾液の分泌を促す工夫とは?
- 水分を採る
唾液は血液に由来すると説明しましたが、血液のおおもとは水分です。
唾液を増やすには、何をおいても水分をとりましょう。
- よく噛んで食べる
咀嚼をすればするほど唾液腺が刺激され、唾液が出てきます。
食材を大きく切ったり、噛み応えのある食品を選ぶなど、咀嚼回数を増やす食べ方の工夫も重要です。
- 唾液腺をマッサージする
3大唾液腺のマッサージは唾液を分泌を促します。
3つともまんべんなく行う必要はなく、やりやすいものを繰り返していただければOKです。
お勧めは、構造的に皮膚と唾液腺のあいだの筋肉が薄い、耳下腺のマッサージです。
耳下腺 耳の下より少し前を、人差し指、中指、薬指で回すように刺激する。
やさしく、10回以上繰り返す。
舌下腺 親指を立てて、顎の下を押すように刺激する
やさしく7~10回繰り返す。
顎下腺 手をグーにして、顎の下にはめこむように置く
後ろから前へ10回以上動かす
- 抗酸化食品を採る
抗酸化物質は「アンチエイジング効果がある」と注目されています。
その中には唾液の量を増加させるものがあります。
納豆に含まれるイソフラボン、ネギや玉ねぎに含まれているケルセチン、サプリメントで売られているコエンザイムQ10、柑橘類などに含まれているビタミンCがそれに当たります。
(ちなみに、ネギは唾液中のIgAを増やす効果があります)