口臭を予防して、お口もからだも元気に!
こんにちは、院長の小野です。
病的な口臭の原因でもある歯周病は、よっぽど酷くならないと痛みが出ない病気です。
発生する刺激的な臭いは、「歯周病になっていますよ」「炎症が起きていてとても危険な状態ですよ」という体からのいわばサインです。
それでもご本人は気づきにくいという特徴があり、気づいて欲しいと思います。
ですが、そんな中にも希望はあります。
約3万人を対象とした厚労省の「保険福祉動向調査(平成11年)」の結果によると、約70%の方が「お口の中に何らかの問題がある」と答え、その中の15%の方が口臭を気に掛けておられるということがわかりました。
口臭に気をかけておられる方がこれだけ潜在的におられるのですから、ぜひ「気になるかな」と感じたら歯科医医院に行って歯周病の治療を受けていてだけたらと思います。
また、病的な口臭にはそれなりの兆候があります。
どんな兆候かと言うと、
・歯石を定期的に取っていない
・フロスや歯間ブラシを使っていない
・最近食べ物がよく挟まるようになった
・朝起きるとお口の中がネバネバする
・歯磨きをしたら歯茎から出血をする
・舌に舌苔がついて白っぽい
・治療の途中かけのむし歯がある
・お口の中が乾いてパサパサする
・緊張する生活を送っている
・たばこを吸っている
・忙しい毎日でストレスが多い
・睡眠不足だ
思い当たる項目はありますでしょうか?
気になる方は歯科医院に行って歯周病の治療を受け、その後も定期的に歯のクリーニングを受けて、お口の中を清潔に保って口臭を予防していきましょう。