岡崎市 おの歯科では、痛みの少ない治療と優しく丁寧な説明を重視しています

出産後の歯科治療は?

こんにちは!院長の小野です。
無事に出産されて、『そうだ虫歯の治療の続きがあるから、歯医者さんに行かなくては』と思っておられる方はいらっしゃると思います。
でも、授乳もあるしなかなか行けないし、行ってもどこまで治療はできるんだろう?と心配になられる方もみえるはずです。
実際に『いつからなら治療は出来るのですか?』という質問は受けます。
まず一般的に、出産後の回復が良好な場合でも、目安として産褥後6から8週間以降なら通常の歯科治療は可能と言われています。
また妊娠の時に出来なかったレントゲンの撮影も、おなかにお子さんがいないので撮影も可能となります。
あと、授乳中の麻酔やお薬についてです。
当然この時期は母乳を与えておられると思います。
すでに母乳が終わって、粉ミルク等に移行さてた後ならばよいのですが、母乳を与えているとなると、『麻酔が母乳に移行して子供さんに影響はでないのでしょうか?』という心配はあると思いますし、質問も受けます。
一般的に歯医者さんで治療をする程度の局所麻酔薬の使用は、その母親から哺乳されている子供さんにとって影響はないと考えられています。
しかしながら絶対に安全かというと、そういうことではない部分もあるかも知れません。
ですので、そういった場合には、局所麻酔薬の投与後6時間くらいは母乳を与えるのをやめてもらう。そして可能なら、前もって搾乳しておいて、冷蔵庫に保管しておき、その日は母乳を与えるのをやめて、そちらを与えるのも1つの方法だと思います。
また飲み薬については、母乳に移行の少ないものを選択されるのがよいと思います。これについては、やはりかかりつけの産婦人科の先生に相談され、そこで処方されるのが一番だと考えています。
出産後も治療について心配や不安はあると思いますので、かかりつけの歯科医院に相談されてみてはいかがでしょうか。

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