岡崎市 おの歯科では、痛みの少ない治療と優しく丁寧な説明を重視しています

保険の範囲内の銀歯って本当に安全?それとも・・・

昔から虫歯の治療の後、咬めるようにするために被せ物を入れたりしますが、よく銀歯を入れてきました。でもその銀歯は安全?って疑うことなんてありませんよね。だって国が認めたものだから安全に決まっているし、コストも一部負担金のみでなんて良いものを提供してくれるんだろう、そう思いますよね。でも果たして本当にそうなのでしょうか?
実はそうではなかったのですね。
お口に入れた金属より金属アレルギーを引き起こすことが稀ですがあるんです。これは歯科用の金属の中で、アマルガム(これは昔の治療法で水銀をつかった物です)や、いわゆる銀歯(金銀パラジウム合金のことで組成がで銀を50%あと銅10%金12%パラジウム20%とその他)こういうものは化学的に安定せず、お口のなかで溶けだしてくるそうです。例えば銀、銀は光に当たると錆びてくる位不安定な金属で、シルバーの指輪とかされている方はわかると思いますが、黒く変色してきますよね。あと、詰め物がとれて内面が黒くなっているのを見た事がある方ならわかりますが、これが錆びです。そんなものが良いと思ってお口に入っていたのですね。そういった金属から溶け出したものが、唾液や口腔内の細菌、血液などのタンパク質と結合してアレルギー性を持つようになるんですね。
じゃぁ、どうしてそんな危ないものが昔から使われてきたのか?と疑問に思いますよね。本来、金合金を使えばお口の中で安定していますが、金を使えば価格はどうでしょう。金の相場のわかる方ならわかると思いますがかなり高いですよね。単純に今の保険の銀歯を入れる価格の4~5倍以上の費用がかかります。これでは保険の財政は破綻してしまいます。そこでもう少し健康面は無視してコストの抑えられないかと。ある歯科大学に厚労省から依頼され安全より厚労省のコストを抑えた合金が誕生しました。それが40年間今もずっと使われている銀歯です。だから金合金の代用品なんですね。国は国民の健康より利益優先なんですね。驚きました。
では我々はどうしたらよいでしょうか?
安全なものを使うということですね。
どういったものがお口の中で安全かというと、セラミック、ハイブリッドセラミック(実はセラミックとありますがプラスティック)チタンなどが挙げられます。こういったものはお口の中で安定して溶け出すことはありませんから安全です。ただこういったものは価格が高くなりますので、当然国は認めてくれず自費診療の扱いになります。確かにこういったものは高いですよね、でも考えてみてください。目先の満足よりも長い目で見て、コストだけで考えてよいのでしょうか?やはりより健康で豊かな人生を送りたいじゃありませんか。
わたしならセラミックをとります。
でも最も大事なことは、こういった金属を入れずにその前でくいとめることではないでしょうか。虫歯や歯周病にならないように予防をすることだと思います。そのためには、定期的に歯医者さんに行ってお口の中をチェックしてもらうことだと思います。

インドアビュー