「お口の中は、もうすでに詰め物や被せ物だらけです。」
「いまさら予防なんかしても無駄ではありませんか？」
そんなことを聞きます。
こんにちは、院長の小野です。
とんでもありません。
詰め物や被せ物の多いお口こそ、予防をして歯をしっかり守っていけば治療のやり直しも減りますし、歯周病のコントロールもできて、歯の寿命を延ばすことができます。
定期的なメインテナンスを受けて病気になりにくいお口の環境を作っていくことが大事です。
例えば「もし脳梗塞で血管が切れた時、血管だけつないで患者さんを帰らせるお医者さんはいませんよね？」って。
血管が傷んだ原因を減らすため、薬を飲んで、食事を改善して血圧を下げて、適度な運動をするように必ず指導をするはずです。
そのままだと再発してしまいますよね。
お口の中の病気も一緒です。
いくら治療が終わっても、原因を減らさなければまた同じことが起きてしまう。
しかもむし歯や歯周病は人工物で補うことはできても、風邪や腹痛のように元に戻ることはありません。
だからこそ、専門家が患者さんと一緒に歯を守る「メインテナンス」という歯科独自の方法が必要です。
治療の必要なところが次々にできて不安、治療が辛くて歯医者が苦手という方こそ定期的なメインテナンスがお勧めです。
チェック リスト
歯科に行くと、痛い歯以外にも悪いところが見つかる。
毎日歯磨きをしているのにむし歯や歯周病になる。
詰め物の下にむし歯ができたことがある。
治す度に治療が大きくなって将来が不安。
歯磨きをすると歯ぐきから出血がする
以前より歯に物が挟まりやすくなった。
若いころより歯が長く見える。
口臭が気になる。
などが気になる方、是非歯科医院に行くことをお勧めします。
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