プロバイオティクスは腸だけでなく、むし歯や歯周病にも効くことをご存知でしたか？
こんにちは、院長の小野です。
プロバイオティクスと訊けば、「おつうじが良くなる」といった腸のイメージが強いので、意外だという方は多いと思います。
しかし、お口と腸（大腸は）入り口と出口という違いこそあれ、同じ消化管の一部であり、ひと続きの器官です。
そのため、実はいろんな共通点があるのです。
外界からの栄養を取り入れるお口の中は、唾液でつねに洗い流されながらも、たくさんの細菌が棲みついています。
腸のなかだって考えてみれば同じです。
便が次から次へと排泄されていきますが、それでもたくさんの細菌が棲みついていて、だからプロバイオティクスの効果を発揮するのです。
生涯付き合う細菌たちですから、お口の中の善玉菌もプロバイオティクスで応援し、育菌し味方につけて生活していきたいです。
ただし、どんなプロバイオティクスでもお口の中で効くと言うわけではありません。
整腸細菌のヨーグルトを食べても虫歯や歯周病を防げるわけではありませんので、誤解はされないように。
善玉菌といってもたくさんの種類があり、それぞれ少しずつ特徴も効果も異なります。
そこでお口の中には、主に乳酸桿菌とビフィズス菌族がよいと言われています。
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