岡崎市 おの歯科では、痛みの少ない治療と優しく丁寧な説明を重視しています

矯正の講演会に行ってきました ②

こんにちは、院長の小野です。
続きをアップします。
例を挙げれば、
正中離開や叢生の場合、とりあえずスペースの拡大を入れよう。結果としてBTが上がってしまいOpenBTに。
また、とりあえずリンがルボタンをつけよう。結果として犬歯のどうなっていくの?
上顎2の捻転の場合、これ以上拡大できない。困った・・・じゃあ様子をみよう。
上顎2のスペース不足の場合、とりあえず拡大して、Cを抜く。結果としてBTはOpenBTになり犬歯のスペースがたりない・・・。
このように居酒屋矯正ではどうしてもギブアップをしてしまう。
これに対して、レストランに行く時はどうでしょうか?日程を調整し、事前に予約をとり、コース料理をきちんと順番通り食べていく。
これも矯正にあてはめることができるのではないかと。
Ⅰ期とⅡ期にわけて、きちんと治療の開始と終了があり、計画的に行う。計画的なので明確で目標がしっかりある。
このよに、ずっと最後まで計画をもって診ていくことが、矯正治療では大事なことですと話されました。
ですから、最初からレストラン矯正をしていくようにしましょうとお話しがありました。
また、先生は乳歯列・混合歯列の不正咬合に対して
1、 処置しないとどうなるか?
2、 処置をいつまでやるか?
3、 早期に行うことで終われるのか?
の3つを考えて治療を行っているそうです。
もし不正咬合の相談があった時に、先生が考える一般開業医の答え方の例としては
例えば
下顎2が舌側から生えてきて、Cがまだ残っている時は、Bの抜歯をおこなう。(下顎はエスカレーター方式で生えてくるので)また、Cは抜歯しない。残しておくことで下顎の成長が促され、3㎜ほど拡大がおこると。
指しゃぶりは開咬や交叉咬合の原因になる。歯列に影響はない場合はOKだが、影響がでればやめさせる。やめさせる時は、患者さんに寄り添って年長までにはやめさせる。

インドアビュー