こんにちは、院長の小野です。
前回に引き続き、難しい専門用語についてお話をしていきます。
◇ 開口
奥歯を噛んでも前歯が閉じず、飲みこみや発音に支障が出やすくなります。
舌を前にだす癖があると成長とともに門外が拡大するので、思春期成長期前の骨格誘導と舌のトレーニングが効果的です。
低学年の早い時期からの治療が効果的です。
舌の癖については３歳児健診で指摘を受けるかもしれません。
かかりつけの歯科医院で相談を勧めます。
◇ 交叉咬合
上下の奥歯が、本来とは反対のかみ合わせになっています。
しっかりと噛めず、成長とともにあごの骨格のゆがみが拡大しがち。
永久歯の咬合は小学校低学年の歯科健診で指摘されはじめます。
低学年の早い時期からの治療が有利ですので、かかりつけの歯科医院で相談を勧めます。
◇ 正中離開
前歯の間に隙間が出来ています。
歯ぐきとくちびるをつなげている小帯や過剰歯の影響も考えられますので、まずはかかりつけの歯科医院で検査を受けましょう。
特に問題なければ経過観察を。
永久歯の犬歯が生えてくると歯が横に押されて自然に隙間は閉じてくるケースも多いです。
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