先日、セミナーに行ってきました!
こんにちは、院長の小野です。
『だめな義歯から、よい義歯へ~顎堤吸収が著しい無歯顎難症例への対応~』というタイトルで、講師の先生は、鈴木哲也 先生/東京医科歯科大学 歯学部教授 口腔保健学科 口腔保健工学専攻のお話しが午後から4時間30分にわたりあり、参加をしてきました。
義歯には昔は顎の骨がある程度残っていたので、入れ歯を作るのもそんなに困難ではなかったとおっしゃっていました。
昔はすぐに歯を抜いていましたが、最近は歯周病で歯をなかなか抜かずに、出来るだけもたせていくという考えが主流で、がんばって残していくようにしていくと、その分まわりの骨が徐々に吸収をしてしまい、抜かないといけなくなった時には、骨が著しく吸収をきたしてしまい、そこに入れ歯を入れようとした時、骨が少ない分入れ歯の安定がよくなくなってしまう。
そんな時に、どうしたら出来るだけ安定のした入れ歯を作ることができるか?という内容でした。
基本的な話しから、ここぞという押さえどころの話しまで訊かせてもらいました。
いろいろ参考になることばかりでした。
今回学んだことを日々の治療の中で、出来るだけよい入れ歯を提供できるようにしていき、またこういったセミナーもどんどんと参加をして、今後も学んでいきたいと思います。
インドアビュー