当医院では大人の方は４カ月に１回の定期健診をすすめています。
では、どうして４カ月に１回なのでしょうか？
こんにちは、院長の小野です。
まずは、みなさんは毎日お食事をされていると思います。その後、当然しっかりと歯磨きをされていると思いますが、それでも虫歯や歯周病になっていしまうかも知れません。
では歯磨きが悪いのでしょうか？
そうではありません。
歯周病の原因の中に歯磨きでは決して取り除くことの出来ないバイオフィルムや歯石があるからです。
こういったものを歯科医院に行ってプロによってクリーニングをして取り除いていくことが歯周病の予防につながります。
歯石とは、歯垢（プラーク）が固まって石灰化したものを呼びます。この歯石の表面は凸凹していて様々な細菌のすみかになってしまします。
そうなると、歯と歯茎の隙間のポケットと呼ばれるところに細菌が入り込み、歯肉にダメージを与えてしまいます。
どんどん進んでいくと、やがては歯を支えている骨にまで影響が出てしまいます。
ですから歯石は取り除くことが大事になります。
次にバイオフィルムとは、細菌同志が固まって硬い保護膜のようなものを作りあげたものを呼びます。
これは歯ブラシでどれだけこすってもとることは難しいです。
このバイオフィルムも、歯石と同様にそのままにしておくと虫歯や歯周病の原因になります。
ではどうしたら良いかと言うことです。
歯科医院に行って、プロによるクリーニングによって取り除いていくことが必要です。
ここでポイントは、きれいに取り除いたバイオフィルムは３～４ヵ月でまた形成されることが分かって来ました。
そうです！ですから４カ月に１回は定期健診に来て欲しいのです。
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