岡崎市 おの歯科では、痛みの少ない治療と優しく丁寧な説明を重視しています

たかが知覚過敏、されど知覚過敏。油断は禁物です その2

たかが知覚過敏、されど知覚過敏。油断は禁物です その2

こんにちは、院長の小野です。

一方、軽いケースのような、主に象牙質への刺激によって痛みが出ている場合には、遮断した途端に痛みが止まるはず。

ですが実際には、しみる症状がしばらく続く場合も珍しくありません。

即日の効果を期待している患者さんはとてもがっかりし、治療が上手くいかなかったのでは?と不信感を抱くこともあるでしょう。

知覚過敏は、ほんの軽い病気だと思われがちですが、実際には治癒するまで時間がかかるケースもまれではなく、治療ですぐに効果が出ないと、歯科医院に対しての不信感ややぶではないかと疑念の念を抱くこともよく分かります。

知覚過敏に対しての新たな認識が社会の中に少しずつ浸透していけば、患者さんと歯科医院のあいだの信頼関係を築いていけるはずです。

「知覚過敏の診断は意外と難しいものです」と言う話しをしてきました。

われわれが「この歯は知覚過敏です」と診断し治療をするには、歯の健康を脅かすあらゆる原因を俎上に載せて検討することが必要です。

しかしこれを逆手にとれば、しみる症状の原因をつきとめることにより、病気の悪化を早期に防ぐことができます。

「たかが知覚過敏、されど知覚過敏」という訳です。

知覚過敏は歯からの黄色信号。

見逃さないようにしましょう。

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