岡崎市 おの歯科では、痛みの少ない治療と優しく丁寧な説明を重視しています

あらためて考えること・・・

あらためて考えること・・・。
こんにちは!院長の小野です。
先日、奥歯をかむと痛く、最近になって急に何もしなくても痛いという患者さんがお見えになりました。
お口の中を拝見させていただくと銀歯と歯のとの間に隙間がありました。
そこでレントゲンで確認をすると、銀歯と歯のとの間に虫歯ができていることが分かりました。
ご本人も全く今まで症状はなかったとのことです。
この銀歯もいついれたのかわからないものだそうです。
実際にその隙間を探っていくと銀歯がとれ、その中には大きく虫歯が進んでいました。
気が付かない間に徐々に虫歯になっていったのでしょう。
残念なことです。
いろいろと原因はあるかと思いますが、1つとして保険の銀歯による汚れのつきやすさがあると思います。
これについては今までお話しをしていますので省略させていただきますが、長年がたつとやはり錆びてくるのですね。
ここでもしこれが保険外の詰め物を入れていたらどうなのかなと考えます。
少なくとも同じ結果にはならなかったのかなと考えます。
汚れなどのつきにくさによっては、虫歯になる率はかなり減ったのではないかなと思います。
この患者さんは結果的に歯神経をとる治療になりました。
神経をとると、どうしても歯が脆くなってしまうことがありますので、出来るだけ神経は残していった方がよいのですがこういう場合はしかたないです。
やはり保険の銀歯が全く悪いわけではありませんが、治す材質で予後が変わるなら、保険以外のものも考えていく必要があると思います。

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