岡崎市 おの歯科では、痛みの少ない治療と優しく丁寧な説明を重視しています

毛先が触れるとしみる歯、歯磨きはどうするの?

毛先が触れるとしみる歯、歯磨きってどうするの?

こんにちは、院長の小野です。

歯磨きが足りないと、知覚過敏の悪化や再発の原因に。

軟らかい歯ブラシを使ってやさしくお手入れしていきましょう。

では、具体的にお話をしていきます。

知覚過敏の症状のある患者さんの場合、「歯磨きはとても辛い」と言った方は多いと思います。

歯ブラシの毛先があたると痛むので、歯磨きをするのに気が重くなったり、「痛いのだからそっとしておいた方がいいだろう」「歯ブラシがあたれば、なおさら歯が削れてきてしまうかもしれない」などと心配をして、歯磨きを避けておられる患者さんは多く見られます。

ところがこう言った配慮は、知覚過敏の症状を改善させるどころかむしろ逆効果、歯についた歯垢(バイオフィルム、プラーク)を取り除かないと、その中に棲むむし歯菌が酸を出し、歯を覆って刺激をブロックしてくれる大切なスメア層や再石灰化層を溶かして、知覚過敏の症状を助長させてしまいます。

痛みで歯磨きに積極的になれない方も、「しみるかもしれませんが、歯を大切にするために、可能な限りで歯磨きを続けましょう」とアドバイスをされたり、正しい歯磨きも仕方を歯科衛生士さんに教えてもらったりして、いつの間にか家で実践をしているうちに、いつの間にか症状が落ち着いてくることも多いです。

歯ブラシを一時的にソフトタイプの物に替えたり、それでも辛い時は歯間ブラシやフロスだけでも続ける、それでも辛いならガーゼなどで拭く、などの次善の策から始めましょう。

また、歯科医院では専用のコート剤もあります。

知覚過敏が辛くて歯磨きが悩んでおられる方は、歯科医院に来院して相談をされてはいかがでしょう?

インドアビュー