入れ歯のお手入れと保管法を修得しましょう!
こんにちは、院長の小野です。
調整が終わった入れ歯を長持ちさせ、快適にお使いいただくために、入れ歯のお手入れや入れ歯を支えている歯の清掃法、そして入れ歯の正しい保管方法をお話しいきます。
入れ歯のお手入れの方法の基本は次の2つです。
- 入れ歯を歯ブラシ(できれば入れ歯専用のもの)で丁寧に磨く。
このときに落として壊していまわないようにしたり、排水溝に誤って流したりしないよ
うに、お水をはった洗面器などを下に置きましょう。
出来れば、毎食後に行います。
また、入れ歯を歯磨き剤をつけたり、食器洗い洗剤で洗わないようにしましょう。
- 入れ歯洗浄剤につけましょう。
ぬるま湯に入れた洗浄剤に浸けます。
入れ歯洗浄剤は毎日は使わなくてもよいと思います。
週に数回のペースで行いましょう。
最後には、よくすすぎます。
入れ歯磨きのポイントは?
総入れ歯は、見た目は汚れが付いていないように見えます。
ですが、検知液で染め出してみると汚れています。
ていねいに磨きましょう。
部分入れ歯は、バネと呼ばれる部分の内側もていねいに磨きましょう。
入れ歯洗浄剤に浸ける容器は、入れ歯の専用のケースで。
良くあるのがコップに浸けておくこと。
これでは、水の量が多くなり洗浄液の濃度が低くなってしまいます。
入れ歯を保管するときは、入れ歯ケースにお水を入れて保管しましょう。
入れ歯は乾燥に弱く、長期の乾燥により変形の原因になります。
残っている歯、特に入れ歯を支えている歯の周りはより丁寧に磨くようにしましょう。