はじめての入れ歯、使えていかすか?
こんにちは、院長の小野です。
はじめての入れ歯は、確かに使い慣れるまでは多少の努力が必要です。
部分入れ歯の場合は、金属のクラスプと呼ばれるバネを、残った歯にかけて使いますので、まずはその脱着に慣れなければなりません。
では、入れ歯を使うことによって、どんな良いことがあるのでしょうか?
噛めるようになる
自分の歯にくらべれば、入れ歯で噛める力は3分の1程度といわれています。
それでも入れ歯に慣れて噛めるようにお口を回復させ、「よく噛んでものを食べるようになる」ことは。からだの健康や、食を楽しみ、朗らかに生活していくために、とても重要なことです。
しゃべりやすくなる
歯を失うと、空気が漏れて発音しづらくなり、滑舌も悪くなったりします。
とくにサ行やタ行に影響しやすく、滑舌も悪くなります。
入れ歯を使うと、最初は発音のしづらさを感じますが、多くの場合、使い慣れることによって明瞭さを回復することができます。
見た目が良くなる
入れ歯は、失った歯の代わりになるだけでなく、歯の周りの顎の部分も補ってくれます。
歯を失いやせてしまった顎を補い、頬をふっくらと回復させるので、歯を失ったためにお口の周りにできるシワを減らす効果も期待でします。
あと、噛み合わせが悪くなるのを防ぐ、残っている歯を守ることが挙げられます。