歯磨き剤(歯磨き粉)の効果を上手く引き出すには?
こんにちは、院長の小野です。
予防力をアップするためには高濃度の歯磨き剤の選び方も大事ですが、使い方もとても大事です。
では、フッ素の効果を存分に引き出すにはどうしたらよいのでしょう?
毎日使います
食事ごとに溶けている歯を守るには、溶けるスピードに勝るスピードで補修することが肝要。
フッ素の力を借りるために毎日使うことをお勧めします。
寝る前が効果的
フッ素はお口の中に長くとどまればとどまるほど良く働いてくれます。
就寝中は唾液が減りますので、寝る前に使うとフッ素が唾液によって流されず、再石灰化の効果がアップします。
すすぎは1回で
せっかく高濃度のフッ素配合の歯磨き剤を使っても、すすいで流してしまっては十分な効果は期待出来ません。
すすぎは最低限で、なるべく1回にとどめていきましょう。
水は少なめで
すすぎに使うお水は、おちょこ一杯のお水で十分です。
使用量は適量を守って
年齢ごとに使用量の基準は決められています。
たくさんつかえば良いというものではありません。
また少なすぎると効果はありません。
■歯が生えてから2歳まで
校歌のあるフッ素濃度は1000ppmF
歯ブラシの上に米粒ぐらい(1~2mm程度)使用する
■3歳から5歳
校歌のあるフッ素濃度は1000ppmF
歯ブラシの上にグリーンピースぐらい(5mm程度)使用する
■6歳から成人・高齢者
校歌のあるフッ素濃度は400~1500ppmFで歯ブラシの上全体(1.5cm〜2cm程度)に出して使用する
ジェルや洗口液をちょい足し
寝る前に、すすぎが少なくてすむジェルやすすぎの必要のない洗口液を使うと、フッ素がお口にとどまって効果もアップします。
どうでしょうか?
これらを守って上手くフッ素の効果を引き出しましょう!