岡崎市 おの歯科では、痛みの少ない治療と優しく丁寧な説明を重視しています

レントゲンの放射線量はどれくらいなの?

レントゲンの放射線量ってどれくらい?

直接見えない部位を観察して、正確に診断し治療をするために、そして治療後の経過をしっかり観察をするために役立つレントゲン。

とは言え、気になるのが放射線の被曝量。

いったいどれくらいのものなのでしょう?

こんにちは、院長の小野です。

「放射線」と聞くと「恐ろしいな」と感じる人は多いようです。

ましてやお子さんが受けることになったら、放射線量は気になるでしょう。

パノラマレントゲン写真の放射線量については、欧州委員会のガイドラインでは、約0,0038~0,03ミリシーベルト、日本ではイギリス、フランス、オランダなどと同程度の0,01シーベルトと推定されています。

(デジタルレントゲンは日進月歩で低減化しています)

この数値については少し解説をさせて頂きます。

私たちは宇宙や大地、空気、食物から微量の放射線を受けていて、これを自然放射線を呼びます。

私たちが自然放射線で年間に被爆する線量は、日本の平均で約2,1ミリシーベルトと言われているので、パノラマレントゲン写真はその200分の1程度になります。

お子さんの場合は、少ない放射線量で撮影出来るように、撮影条件の設定を下げていますし、鉛で出来ている防護エプロンを着けて、被爆線量を100分の1に抑えています。

ただし、お子さんの放射線の感受性は大人の2~5倍高いと言われていますので、被曝線量が低いとはいえ、メリットの少ない放射線の被爆は慎むべきです。

患者さんが最小限の被爆線量で最大の利益を得られるように適切に撮影をしていますので、是非検査に協力をお願いします。

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