歯を失い始めた方にアドバイス、治療の選択肢はどうなの?
こんにちは、院長の小野です。
大きく分けると治療の選択肢は3通り。
歯を再建する方法も一長一短です。
どうしようか?と悩まれる方も多いはず。
まずは、基本的な治療の選択肢をひもといて行きましょう。
「歯を抜かないといけません」と聞いたときにはショックですよね。
歯を失うと、食事に困るなどいろいろと機能面や見た目など、不安は増してきますよね。
歯を失う原因として、現在もっとも多いものは歯周病でしょう。
次に多いのが、歯の破折です。
神経をとる治療を受けた歯は、強い力がかかった時に起きやすく、割れて細菌に感染された歯を残したとしても、周囲に影響をもたらしてしまいますので、通常は「抜歯」をします。
なんとか残しておきたい患者さんのお気持ちはわかりますが、ダメになってしまった歯をいつまでも残しておくことが、必ずしも患者さんのためになるかというと、そうではないことを
我々は知っています。
と言うのも、その歯を残しても長期間の安定が望めないこと、もし歯を抜いて次の治療が必要となったときに、治療の選択肢が狭まったり、治療のハードルが高くなったりしてしまうことがあります。
歯科治療の最終的な目標は、より良い状態が安定して長く続き、患者さんの健康と笑顔に寄与すること。
将来に向けて、どんな治療があり、何がメリットで何がデメリットかも含め、どの治療はご自身に合うか、基本的なところからお話していきます。