岡崎市 おの歯科では、痛みの少ない治療と優しく丁寧な説明を重視しています

歯と入れ歯のお話し

「歳をとっても歯がある人は元気」という言葉があることは、みなさんは聞いたことはありますよね。
じつはこれは、化学的な根拠があるのです。
歯が残っていて自分の歯で噛めているかた、そして歯を失っていても入れ歯を使って噛めているかたは、体力の衰えがなだらかであることが、近年の研究結果でわかってきました。
こんにちは、院長の小野です。
90歳を過ぎてもジョギングをしたり、ゴルフを楽しむ元気な高齢者のみなさんには憧れますよね。
ところが、実際のデータを見ると、残念な現状が浮かびあがってきます。
日本人の現在の「平均寿命」は、男性で約80歳、女性は87歳にせまる勢いで延びていますが、「健康寿命」というと、男性で約71歳、女性で約74歳にとどまっています。
平均寿命と健康寿命の差は、男性で約9年、女性で約12年もあります。つまり実際には、多くの方が10年程の介護を受けてナク亡くなっているのです。
こうしたなか、高齢者の寝たきりの予防を支える土台の部分で、歯科医療が重要な役割をはたすことがわかってきました。
たとえば、栄養をバランスよく摂るには、自分の歯を出来るだけ多く残し、あるいは入れ歯を使って噛めるようにすることがとても大事です。
よく噛めると認知症になる割合が少なく、寝たきりの原因のひとつである転倒のリスクを軽減します。
「歳をとっても歯がある人は元気」というのには根拠もりますので、歯は大事にしていきたいものです。

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