岡崎市 おの歯科では、痛みの少ない治療と優しく丁寧な説明を重視しています

矯正の講演会に行ってきました ③

こんにちは、院長の小野です。
講演会の内容、③になります。
2とDとの間に3の生えるスペースのない時は、何もしないと3が生えてこないこともあるので、本格矯正が必要となる。
正中離開はブラケットをつければ治るが、原因として、上唇小帯の付着異常、過剰歯、2の先欠の3つがあるので、そこを踏まえて処置を行うこと。
右上1がでて、左上1が6カ月たってもでてこない時は、開窓術をおこなう。何もしないと2が寄って来てスペース不足になることもあるので。
1の捻転は自然には治らない。
乳歯の反対咬合は自然に治るのは約6%くらい。見つけた時が治す時期と考える。様子をみましょうではだめです。また、反対咬合はすぐに手をつけてはいけないケースもあるので見極めが大事。
交叉咬合は放置すると外科矯正になるので、小さい頃に見つけて治す。臼歯の場合は本人も親も見つけにくいので、歯医者さんが健診とかで見つけることがいい。
上顎前突は自然に治らないので、Ⅰ期とⅡ期の本格矯正が必要です。
などです。
まとめとしては、居酒屋矯正はやってはいけない。レストラン矯正をやって下さいとお話しです。そのためには
① 全てを拡大と非抜歯ではできない
② Ⅰ期ではできないこともある
③ 師匠の先生をもって、学んで自分のできる範囲を決めて行う
④ やらないなら説明できる知識を学んでおくこと
これを守っていくこととても大事ですと。
今回先生のお話しを聞かせて頂き、不正咬合に対して正確に答えていくためにどのように答えていけばよいか、短い時間ではありましたが、とても充実した内容で私自身とても勉強になり、日々の診療に活かしていきたいと思いました。
いかがでしたでしょうか?
矯正歯科は自分のところででは行っておらず、専門医に紹介という形を取っています。
ほとんどの患者様は一般歯科に行って、そこで先生に相談されるケースだと思います。
今後の参考までになればよいかと思っています。

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