岡崎市 おの歯科では、痛みの少ない治療と優しく丁寧な説明を重視しています

難しい専門用語 その2 前半

歯並びや噛み合わせの項目で専門用語が書かれていることがあります。
今回はその言葉について簡単にお話をしたいと思います。
こんにちは、院長の小野です。
◇ 叢生(乱ぐい歯)
顎の骨に歯が並ぶスペースがなく、乱ぐい状態になっていることを言います。
前歯が永久歯に生え換わるころから急に目立ち、小学校低学年の歯科健康診断で指摘されはじめます。
骨格が完成に近づく思春期成長期より前の治療が効果的です。
むし歯や歯肉炎のリスクが高くなるので、気になる場合はかかりつけの歯科医院で相談を勧めます。
◇ 上顎前突(出っ歯)
前歯が並びきらず前に前に突きだす、あるいは上あごの骨格が前に出過ぎる、または下あごの骨格が奥に引っ込みすぎることが原因です。
前歯が永久歯に生え換わるころから目立ち、小学校低学年の歯科健康診断で指摘されはじめます。
骨格性の場合には、特に思春期成長期前の治療が効果的です。
気になる場合にはかかりつけの歯科医院で相談を勧めます。
◇ 反対咬合(受け口)
上あごの前に下あごが出た状態。しっかり噛むことが出来ません。
下あごが上あごにかぶさって、上あごの成長を邪魔するため、成長するとさらに目だってきます。
骨格が完成する思春期成長期の前ならば骨格の誘導で改善されますが、できれば低学年の早い時期からの治療が有利です。
お早めにかかりつけの歯科医院で相談を勧めます。

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