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フッ素入りの歯磨き粉を使っていますが、更にフッ素入りの洗口液を使っても過剰摂取にならないの? その2

フッ素入りの歯磨き粉を使っていますが、更にフッ素入りの洗口液を使っても過剰摂取にならないの? その2

こんにちは、院長の小野です。

さて、むし歯を予防する方法にはいろいろありますが、もっとも効果的なものは「フッ素の利用」です。

フッ素を組み合わせて利用すると、むし歯の予防効果がさらに増します。

ただし、年齢によって適した利用開始時期は異なります。

フッ素入りの歯磨き剤は乳歯が生え始めてから。

フッ素塗布は上の前歯の乳歯が出てから(1才6ヶ月ごろから)。

フッ素洗口は4才ごろから開始するのが理想です。

歯科医院でのフッ素塗布に利用される製品のフッ素濃度は9000ppmで、3ヶ月~6ヶ月に1回のペースで塗布するのが一般的です。

フッ素入りの歯磨き剤は、むし歯のなりやすさに応じて、使用量やフッ素濃度に注目してみましょう。

むし歯になりやすいお子さんなら、6才になったらフッ素濃度を15000ppm近くの高濃度の歯磨き剤を使うとよいでしょう。

じつは、この高濃度フッ素入りの歯磨き剤は、去年に認可がされたばかり。

ですが、海外では以前からこの濃度が一般的で、従来の1000ppmよりも、むし歯の予防効果が20%くらいアップしています。

高濃度歯磨き剤には「フッ素1450ppm」と表記されていて、歯科医院でもスーパーでも購入ができます。

高齢者の方に多くみられる根面むし歯の予防にも効果的です。

夕食後にフッ素入りの歯磨き剤で歯を磨き、その後就寝前に1日1回、フッ素入りの洗口液でブクブクうがいをすることをお勧めします。

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