妊婦さんの歯科の受診、こんなことに気をつけて！
こんにちは、院長の小野です。
受診をどうしても躊躇してしまうそのお気持ち、よくわかります。
でも、悪化する前に受診をする方が小さな治療ですみ、身体の負担も少なく疲れずにすみますよ。
では、具体的な例を挙げてみます。
- 妊娠中だということを教えてください。
妊婦さんの治療では、使用する薬剤を妊娠期間に合わせて配慮させて頂いています。
来院する時には、妊娠中だということを受付で必ず伝え、母子手帳をお持ちください。
また、産科の先生から注意を受けていることがあれば、教えてください。
- 産科の主治医にも相談をしてください。
歯科治療を希望の方は、妊婦健診の際に産科の主治医に相談をしておきましょう。
妊娠高血圧症や妊娠糖尿病などにかかっていたり、外科などの大きな治療が必要な場合は、必要に応じて歯科と産科が連携をし、全身状態を把握して治療を進めていきます。
- 治療の相談はお早めに。
妊婦さんのお口の中は、妊娠前と比べてむし歯や歯周病が進行しやすくなっています。
治療を躊躇してしまうと思わぬ悪化を招くこともあります。
症状の軽いうちに歯科医院で検査を受け、体調に合わせて治療が受けられるように治療計画について相談をしておきましょう。
- ここで一言！
意外と多いのが、親知らずのトラブル。
親知らずの抜歯を先延ばしにしている、そんな方は多いのではないでしょうか？
妊娠中に親知らずの周りの歯茎が腫れて痛い！となった時、先にも述べましたが抜歯が困難になることもあります。
将来に赤ちゃんが欲しいと思ったら、親知らずは抜いておきましょう。
