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高濃度のフッ素配合製品は、子供さんには使えるの?

高濃度のフッ素配合製品は、子供さんにも使えるの?

こんにちは、院長の小野です。

高濃度のフッ素配合の歯磨き剤には1,450ppmFのフッ素が入った物があります。

濃度が高い方がよく効くように思えますが、実際にはそんな高濃度のフッ素を子供さん使ってもよいのでしょうか?

フッ素の使用基準については、フッ素を使うことに積極的な国とそうでもない国とで、その国々によって基準が異なります。

日本の場合は、上限が1500ppmFの配合が認められていることにあたり、歯磨き剤メーカーの団体である日本歯磨工業会で「6歳に未満のお子さんには使用は控えていただく」と言う自主規制を設けました。

歯の形成期である6歳未満は、過剰の量のフッ素を継続的に取り込むと、歯に白斑(斑状歯)があらわれることがあります。

エナメル質が完成する6歳以上では、おおよそこの心配がなくなるので、このような基準を設けることになりました。

では、実際には1450ppmFの歯磨き剤の一回の使用量はどれくらいなのでしょう?

6歳未満の方 → ×

6歳以上~15歳未満の方 → 1㎝

15歳以上の方 → 2㎝

が目安となっています。

歯磨き剤の選択肢はいろいろと増えてきました。 どれがよいか迷ったときは、是非かかりつけの歯科医院で相談をされるとよいでしょ

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