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被せ物の見た目について

 被せ物の見た目について、それぞれの材質の違いについて話をしようと思います。
 まず見た目が一番良い物のは”セラミック”の材質を使ったものです。セラミックを使うことにより、歯と同じ色調をだすことができ、透明感もあります。”セラミック”のなかには”オールセラミック”と呼ばれるものと”メタルボンド”と呼ばれるものの2種類があります。前者はセラミック100%で出来ていますのでこちらの方が1番優れています。後者は貴金属の表面にセラミックを焼き付けたものを呼び、オールセラミックに比べれば多少色調の面で劣りますが、後で述べる”ハイブリット”に比べればかなり優れています。
 セラミックの次に良いものとして、”ハイブリット”というものがあります。ハイブリッドは歯科用プラスチックに20%の割合でセラミックを混ぜたもので、従来の歯科で使われていた歯科材料よりも格段に見た目は向上していますが、100%セラミックを使っていませんのでどうしても時間が経つと徐々に変色を起こしてくることがあります。ただ保険適用のものの前層冠よりはかなり良いものです。
 その次に良いと挙げられものは、保険の前層冠です。保険で出来る部位は前歯と限られ、そして経年変化が早くだんだんと黄ばんできます。また口紅とかの色が移ってしまう性質もあり、見た目には劣ってしまいます。
 その次に挙げられるものは、金属の物になります。保険の銀歯がこれにあたりますが見た目は良くないですよね。よく奥歯だからとか見えないから保険の銀歯でいいという声をよく耳にします。でも奥に暗い銀歯を入れますと余計に暗くなってしまいます。
 以上の様に見た目で考えますと、セラミックが一番良いものと思います。ただ保険外で自費扱いになり価格もしますが、ご自身の一生のお口で使う物ですので、納得されたものをお考えになられてどうでしょうか?

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