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プロバイオティクスは何をするもの?

それでは、プロバイオティクスとはどういうことを目指し、何をする方法なのでしょうか?
こんにちは、院長の小野です。
プロバイオティクスとは、もともとは、からだによい作用をする細菌のことを言います。
最近では、からだによい細菌を使って、人が細菌とおだやかに共生をし、そのことによって「からだによい効果を生もう」という方法そのものを指す言葉として使われています。
「細菌共生するってどういうことだろう?」と思うかもしれませんね。
私たちのからだのなかには、たくさんの細菌(微生物)がすんでいます。
腸には約100兆個、口のなかには約1000億個がいますが、こうした細菌たちは常在菌といって、その名のとおり、つねに私たちとともにある細菌です。
こうした細菌たちを敵に回すのではなく、味方につけてからだのなかで育て、外から入って来る有害な細菌やウイルスから守ったり、からだのなかで悪玉菌が増殖するのを抑えようというわけです。
こういう方法には副作用はなく、赤ちゃんから高齢者まで安心して使えるということが大きなメリットです。
ただし、善玉菌を摂ればすぐに効くということではなく、毎日摂り続けることが必要であり、効果を感じ始めるまでに、3~4日から1カ月ほど、体内でしっかり育てて安定的に効果が発揮できるまでに1~3カ月ほどかかります。

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