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市販のフッ素入り歯磨き粉と歯科医院専用のフッ素入り歯磨き粉の違いって何?

家庭用に使っているフッ素配合のものと、歯科医院でフッ素塗布をしているものとはどうちがうの?と訊かれたことがあります。
こんにちは、院長の小野です。
市販されているフッ素入り歯磨き粉やフッ素入りのジェルなどものものがありますが、フッ素とは言ってもそのフッ素には色々な種類があります。
成分表示のところをみると詳しくは書いてありますが、そのフッ素と歯科医院で塗るフッ素の大きな違いはその濃度にあります。
まずは歯科医院で塗るフッ素については、医薬品で9000ppmと高濃度。
つまり、プロフェッショナルだけに扱いが可能な処置になります。
これに対して、一般家庭で使うことのできる歯磨き粉に入っているものは、医薬部外品の扱いになってフッ化物濃度は、日本では薬事法で1000ppm以下を決められています。
たとえば、歯科医院専用で大人用のものでも950ppmほどで、歯科医院のプロフェッショナルが行うフッ素塗布の10分の1程度です。
ですので、その分3カ月に1回のペースで塗っていくのです。
また、この濃度の違うフッ素、歯へのとりこみ方も違うみたいで、両方併用されると更に効果が期待されるようです。
よって、3カ月に一回子供さんに歯科医院でフッ素塗布をして、毎日フッ素入りのものでケアをされると良いと思います。

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